
今回作成したのは1/144スケールの”ガンキャノン”。
劇中では主役機のお伴的な扱いをされていた機体をなんちゃって改造プラス全塗装で作製した。
最初にしてはわりと良い感じに出来たのではないかと思う。
本格的にプラモデルを仲間内で製作しようということになった。とはいえ仲間内にはプラモデル未経験者とガンダムイマイチワカリマセン的なメンバーしかいないので、まずは自分がと意気込んで製作に取り掛かることとした。
皆さんご存じのように現在好ましくない事情によりガンプラが非常に手に入りにくくなっている。
今回たまたま手に入れたガンキャノンを作ることになったのだが、本来作りたいものは”手に入らない”もしくは”とんでもなく高値で取引されている”状態となっている。本当に欲しい人たちの手に入らないこの状況はなんとかしてもらいたいものである。
思えば自分が小学生の頃に最初のガンプラブームが訪れた。今のキットと比べるととても出来が良いとは言えないものではあったが、小遣いの少ない自分は親の肩を揉んだり、夕食の支度を手伝うフリをしてみたりと見え見えのゴマすりをして何とか資金をゲットし、近所のプラモデル屋さんに買いに行ったものである。
思い出話が長くなるのはオッサンの悪い癖なのでそろそろ本題に入ろうと思う。
今回のキットはこんな感じ。


1/144でもこれだけのランナーがある。仲間と話している最終目標の1/60なんかになると一体どれだけの数になるんだろう・・・震えてきやがったぜ・・・
ニッパーは刃の部分が非常に薄いものを新規に購入。こういうところが大事だと後で本当に思った。


素組した状態。


100均でこんなものが売っていたのでとりあえず飾ってみた。ちなみに整備用のデッキとカタパルトデッキである。これは連結させて無限に長くすることが出来るらしい。いつかジオラマでも作ってみようかと思う。
今回自分は素組が苦手なことに気付いた。いや大分前から気付いていたのだが、気付かないふりをしていたのだとハッキリと認識した。誰かに任せようかとも思うのだが、そもそものパーツ分割等が分かっていないと改造も何もありゃしないと思ったので諦めることにした。


アマゾンにてこのような部品を購入。両方LEDライトではあるのだが、これが今回の改造の大きな助けとなった。なんせ目指そうと思ったのは「戦場で出会いたくないくらい禍々しいガンキャノン」である。
早速改造に取り掛かることとする。なぜなら例の塗装工場を借りられるのが一週間後だからである。

「禍々しい」と言えばモノアイだとばかりにフェイス部分に穴を開けてみる。そこに先ほどのLEDを装着してみる。


ボディの中を削るというよりもほぼくり抜いて電池部分が入るようにした。首のパーツの後ろになぜか最初から隙間があったのでそこから線を通すようにできた。

こんな感じ。自分の器用さが恐ろしくなってくる。
このLEDは磁石を近づけるとスイッチのオンオフが出来る様になっている。昔は電池ボックスにスイッチを仕込んだものを取り付けて豆球でモノアイ発光とかを表現していたものだが・・・科学の進歩は凄まじいとつくづく思う。
しかしこれでは禍々しさが弱い気がしたので色を変えてみる事にする。


レジンにてクリアーパーツのバイザーを作ってみた。実はレジンはプラモ改造において3Dプリンターに次ぐ便利道具である。ちなみに3Dプリンターは高額プラス使いこなす自信がないので持っていない。


イメージがかなり変わった。
そういえばビームライフルにもLEDを仕込んである。スコープのパーツはあるのだが、他にレーザーポインターのイメージで勝手に上部のパーツに穴を開けて装着してみた。いい感じだと思いたい。
しかしここで事件が起きる。友人にここまでの進行具合を送ったところ、簡単に言うと「ピカピカが足りない」との事。事件はやはり今でもいつも現場で起こるのである。


ここまでに相当の日数を費やし、期日まで残り3日の時点でそんな注文を付ける事にも憤りを感じたが、負けず嫌いが災いして腹部にもLEDを仕込んだ。腰パーツを限界まで削り、アーマーパーツも削り込み、LED装着できる穴を作った。


ここにもレジンでつくったクリアーパーツを使った。
本来キャノンの腹部には黄色いパーツが付いていて、それがどんな機能を果たすのかはきっと誰も知らない。
だがそこはなんちゃって妄想改造なので光らせてみる事にした。というかここぐらいしか思いつかなかった。

デデーン。
何となく某伝説巨人っぽくなった気もするが、もう時間もないのでこれでオッケーとした。友人も何とかこれで納得してくれたようだ。


そして塗装当日になった。今回は自分で塗装してみようと思う。
前回の反省を踏まえてこんな道具を購入した。便利道具ではあるが、やはり模型製作は元手のかかる趣味なんだと再認識した。


前回と違い、今回はなんちゃってグラデーション塗装をしたかったので赤いパーツの下地にはブラックを、それ以外のパーツにはチタンシルバーを塗装する。
自分で塗装したのでそのあたりの画像はないのでご了承を。
下地が乾いたところで上塗りをしていく。
赤は血の色っぽくしたかったのでイタリアンレッドに少量ブラックを混ぜた。
関節等はNATOブラックを、頭部には白に少量緑を混ぜてみた。
キャノン砲とビームライフルはガンメタリックを下塗りなしでつやを消して塗装した。
それではどうぞ!


ジャジャーン!


そしてピカーン!
ビームライフルになぜかこだわってしまい、LEDとレジンで作ったクリアーパーツをモリモリにしてみた。


調子に乗ってスコープ部分にジャンク部品を取り付けて望遠できる的な風にしてみた。
また顔面がコワモテになるようにバルカン部分に穴を開けて真鍮のパイプを取り付けてみた。


中々の男前になったと思う。バイザー部分と胸部ファン(?)部分もグレーにして、歴戦のベテラン機体感を狙ったのも成功したと思う。
アニメ本編ではスポンサーであるクローバーの意向もあったせいで、ホワイトベースの部隊は戦場で目立ちまくりのトリコロール主役機と狙ってくださいと言わんばかりの赤と黄色の眠り忘れるときめきでした感のサブ機体での編成なので、もう少しリアルな雰囲気を勝手に入れてみた。


こっち見んな。
夜間の出撃でこれに出くわしたら生きて帰れる気がしない禍々しい感じを出すのには成功した気がする。
今回分かったのはグラデーション塗装の上塗りは勝手につや消しになるという事である。べた塗りの塗装ではグラデーションはあまり向かない気がする。あくまで勝手な意見であるが。


~おまけ~
自分が一人嬉々としながら塗装に奮戦している横で友人が彼の息子に手伝わせながら塗装していたSDガンダムも載せておく。
SDはパーツ分けがほとんどない旧キットのようなものなのでマスキング等を息子に手伝わせていた。ズルいと思う。
最後に今回も設備をお借りした小林塗装様に感謝いたします。
いずれ会社的に一大プロジェクトとして取り組めたらと思ったので、バンダイ本社に断りのメールを送りましたが、何も音沙汰なしなので、許可を取れたと勝手に判断してプロジェクトを進めさせていただきます。
かなり大掛かりなものをやる予定です。






コメントを残す